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賃貸物件で2人暮らしを始める際に、まず悩むのが部屋の広さや間取りでしょう。
2人暮らしの場合は、40㎡〜50㎡の部屋が候補に挙がることが多くありますが、荷物が多かったり将来のことも見据えて検討している場合は、少し窮屈に感じることがあるかもしれません。
そこで今回は、2人暮らしに最適な部屋を40㎡、50㎡、60㎡の広さ別にご紹介します。
これから2人暮らしをスタートさせる際の参考にしてください。
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2人暮らしの際の部屋の広さ基準によると、最低で30㎡は必要であり50㎡が理想的な広さです。
そのため、40㎡〜50㎡程度の広さがあれば快適に過ごすことができるでしょう。
40㎡や50㎡あれば、LDKを設けやすいためリビング・ダイニング・キッチン付きの部屋を希望する方におすすめです。
LDKに対しても最低限の必要な広さが定められており、1部屋の場合は8畳以上、2部屋以上の場合は10畳以上のLDKが必要です。
40㎡は何畳分?
㎡を畳に換算すると、約1.62㎡が1畳となり、40㎡では約24畳になります。
しかし、キッチンやお風呂、トイレ、廊下などが8畳程度を占めるため、実際に使用できるのは16畳程度です。
また、40㎡の部屋で多い間取りは1LDK〜2DKです。
1LDKは、リビング・ダイニング・キッチンとほかに1つの部屋がある間取りを言います。
2DKは、ダイニング・キッチンとほかに2つの部屋がある間取りで、部屋の配置にもよりますが、DKと1部屋をつなげて1LDKとして使用することも可能です。
同じ1LDKでも部屋の広さによっては雰囲気も変わってきます。
そこで、1LDKの主な組み合わせをご紹介します。
8畳のLDKと8畳の寝室
リビングはコンパクトで寝室はゆったりとした広さが確保できる部屋です。
リビングやダイニングに小さめの家具を選択することで、ソファやダイニングテーブルも設置することができます。
また、寝室にはベッドを置いても余裕があるため、大きめの家具も設置できるでしょう。
10畳のLDKと6畳の寝室
寝室よりリビングのほうが広い一般的な部屋です。
リビングが10畳あるため、家具選びや配置にも困りません。
寝室も6畳である程度の広さは確保できるため、人気の組み合わせです。
12畳のLDKと4畳の寝室
リビングが広めで、寝室がコンパクトな部屋です。
リビングではゆったりとした広さが確保できますが、寝室はベッドを置くとほかの家具を置くのは難しいでしょう。
こんな方におすすめ
家賃はできるだけ抑えたいけどLDKはほしいというカップルにおすすめです。
2人暮らしには十分な広さと言えますが、荷物が少ないほうが快適に暮らすことができます。
また、寝室が同じ夫婦にもおすすめです。
家族が増えたときに引っ越しも検討しているなら、40㎡から2人暮らしを開始するのも良いでしょう。
賃貸物件の2人暮らしで50㎡の広さがおすすめの方とその理由
続いて50㎡の部屋の特徴をご紹介します。
50㎡は何畳分?
50㎡を畳換算すると約30畳で、実際に使用できるのは22畳程度です。
40㎡に比べ6畳程度広くなります。
また、50㎡の部屋で多い間取りは、広めの1LDK〜コンパクトな2LDKです。
2LDKが加わることで、さらにゆったりとした空間を確保することができます。
そこで、1LDKと2LDKの主な組み合わせをご紹介します。
11畳のLDKと11畳の寝室
2人暮らしには十分な広さのリビングに、ゆったりとした寝室が確保できる部屋です。
寝室としてだけでなく、書斎としても兼用できるなど使用用途が広がります。
14畳のLDKと8畳の寝室
リビングを広めに設け、寝室もベッドや家具が設置できる部屋です。
両方にゆとりがあるため、快適に暮らすことができます。
16畳のLDKと6畳の寝室
ゆったりとしたリビングに、ほいど良い広さの寝室を設けた部屋です。
しかし、寝室にベッド以外の家具を設置する際は工夫が必要になります。
14畳のLDKと4畳の部屋が2つ
広いリビングにコンパクトな部屋が2つあります。
1部屋を寝室に、もう1部屋は書斎や趣味部屋として使用することができます。
また、それぞれの個室にすることも可能です。
10畳のLDKと6畳の部屋が2つ
リビングも2つの部屋もほいど良い広さが確保できます。
結婚後も、夫婦の寝室と子ども部屋として活用できるため、長く住むことができます。
こんな方におすすめ
寝室以外の部屋や、それぞれの個室を希望する方におすすめです。
お互いのスペースを確保することができるため、自分の時間を大切にしたい方に向いています。
また、お互いに荷物が多かったり、結婚後も住み続けたいと考えているカップルは50㎡以上の部屋を選んでおくと良いでしょう。
さらに、国土交通省が定めた、ゆとりある生活を送る際に必要な都市部での「誘導居住面積水準」は、2人暮らしの場合で55㎡となり、50㎡台の部屋であればちょうど良いと言えるでしょう。
賃貸物件の2人暮らしで60㎡の広さがおすすめの方とその理由
最後に60㎡の部屋の特徴をご紹介します。
60㎡は何畳分?
60㎡を畳換算すると約37畳で、実際に使用できるのは29畳程度です。
50㎡と比較すると、さらに7畳程度広くなります。
また、60㎡の部屋で多い間取りは、普通の2LDK〜コンパクトな3LDKです。
3LDKが加わることで、さらに使用用途も広がります。
そこで、2LDKと3LDKの主な組み合わせをご紹介します。
13.5畳のLDKと7.5畳と8畳の部屋
リビングも2つの部屋も広めに設定されています。
50㎡と比較すると同じ間取りでも、1部屋ごとのスペースを広く確保できるため、2人暮らしには十分の間取りです。
12.5畳のLDKと6畳の洋室が2部屋と4.5畳の和室
広めのリビングと洋室2部屋、さらにコンパクトな和室がついた部屋です。
洋室2部屋は、夫婦の寝室・書斎としたり、それぞれの部屋として使用することができます。
また、和室は客間として使用したり、来客用の宿泊部屋としても活用することができます。
子どもが生まれた際は、転んでも痛くないため遊び部屋としても有効で、お昼寝部屋にも最適であるため1部屋あると便利です。
11畳のLDKと6畳の洋室が3部屋
リビングを少し小さめにすることで、6畳の洋室を3部屋設けることができます。
3部屋あるため、寝室や書斎、趣味部屋、テレワークルームとしても活用が可能です。
また、将来子どもが生まれた際は子ども部屋も確保でき、さらに子どもが2人になった場合でも、夫婦の寝室と2人の子ども部屋として分けることができます。
こんな人におすすめ
テレワークルームや、それぞれの個室を希望する方におすすめです。
60㎡あると、2LDKや3LDKの間取りが可能となるため、将来子どもがほしいと考えている方でも十分子ども部屋が確保できるため、大きくなっても住むことができます。
また、国土交通省が定めた、都市部での誘導居住面積水準は、2人暮らしの場合は55㎡であるため60㎡の部屋ではゆとりのある生活ができるでしょう。
まとめ
2人暮らしの際の40㎡部屋は、1LDKや2DKの間取りが多く、荷物が少ない方や寝室が同じ夫婦やカップルにおすすめです。
50㎡は1LDK〜2LDKが多く、60㎡になると2LDK〜3LDKの間取りも可能となります。
2LDK以上になると、それぞれの個室が確保できたり、将来子どもが生まれた際も対応できます。
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